森田剛 舞台 鉈切り丸 感想

森田剛 舞台 鉈切り丸　東急シアターオーブにて
観てきました。



一言で言えば、すっごく面白かったーヽ(・∀・)ノ

初めて観た、剛くんの舞台。
彼がこんなに演技力のある役者さんに育っていたとは、知りませんでした。

顔にあざ、背中にこぶ、さらに片足を引きずる醜い生まれという源範頼を
アイドルという殻を破ってみごとに演じきっていました。

片足を引きずって出てくる最初のシーン、
その演技が上手すぎて、鳥肌が立っちゃった。
極悪非道で醜い外見の森田剛クンなんだけれど、
彼が登場すると空気が変わる。
やっぱり華があるんです。オーラが違うんです。

一緒に行った友人は、彼の声が一番通る、一番セリフがわかりやすいって言ってました。
その声に、私は惚れ惚れ。胸キュンでした。

内容は結構暗くって。
身内をも裏切って、次々人を殺めていく主人公が、
最後は自分の罪を償うように死して幕を閉じるわけですが、
あまりに冷酷な主人公が、最後を遂げてホッとしたような、
愛を知らない生き様に、切ない想いがわきあがったりで
なんだか複雑な心境でした。

周りの俳優陣も実力派で、それがまた舞台を盛り上げていたわ。

「ごくせん」の校長先生、生瀬勝久さん。
源頼朝役が本当に砕けていて、暗い話しを
ただただ明るいものに変えてくれた。

北条政子役の若村麻由美さん、
頼朝とのコンビが最高で、これまた華を添えてくれました。

その他、弁慶役の千葉哲也さんや
梶原景時役の渡辺いっけいさん
喰いタンに子役で出演していた頃から
随分大人になった須賀健太さんなどなど。

全てが良く出来ていて、心に残る舞台となりました(*´∀`*)ﾉ｡+゜*｡


剛くんの演技、凄かったから
今までの作品も観たくなったわ。

鉈切り丸は千秋楽にもう一度観てきます。

森田剛くんの虜になってしまった。

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